たのしいワニグチモダマ分解

ワニグチモダマの花(完全版)
STEP1. 分解前
ワニグチモダマの花(完全版)
 よこから見た図。翼弁が大きくて、中の竜骨弁は見えません。

ワニグチモダマの花(右翼弁除去)
STEP2. 右側の翼弁をとりました。バナナのような形の竜骨弁が2枚合わさって、中にあるオシベとメシベを包み込んでいます。
     なぜか一本だけ他のと違うオシベがあり、竜骨弁の間からちょっと見えてます。

ワニグチモダマの花(右翼弁と右竜骨弁除去)
STEP3. 右の竜骨弁をとりました。オシベとメシベが見えてきました。オシベはすでに花粉が出ているようです。
     オシベは全部で10本ありますが、そのうち9本は真ん中より下部は筒状にくっついています。その筒の中からメシベがびよーんと伸びてます。


STEP4. すべての花弁と、ガクと、オシベを右半分5本だけ取り除きました。
     ガクの内側には蜜がいっぱいありました。舐めてみたところ、基本的に甘かったのですが複雑な味でした。
     オシベの筒に包まれた形で、メシベが伸びているのが上写真で確認できます。メシベの下半分はややコイル状に巻いてます。
     めしべの根元には子房がありました。けっこう毛がふさふさでした。これが大きくなってでかい豆になるんですね〜。

 

こうして、特別なオチもなく分解は終了です。30分くらいのヒマをつぶせました。
普段こんなことしないのに、自分でもちょっと意味不明です。付き合ってくださった方々、ありがとうございました〜。

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