オオシラビソ (別名アオモリトドマツ) Abies mariesii

オオシラビソ 樹氷
 オオシラビソの樹氷(モンスター)  山形県 蔵王温泉 地蔵山  2月
オオシラビソ
 樹氷の中から葉が出ていた
オオシラビソ 葉
 青森県十和田市 睡蓮沼付近  8月
オオシラビソ 葉裏 若枝には毛が多い
オオシラビソ
 群馬県嬬恋村 万座山  3月
オオシラビソ 葉裏
オオシラビソ 若枝の毛

オオシラビソは日本固有の針葉樹。アオモリトドマツとも呼ばれる。青森県〜石川県白山(西限)・恵那山(南限)の亜高山帯に分布している。
山形県蔵王のオオシラビソ純林では、冬季になると樹氷がオオシラビソをすっぽり覆い、独特の風景が広がっている。通称「アイスモンスター」。
卒業旅行で蔵王に行った我々は、幸運にも青天の中モンスターを目の当たりにすることができた。みんなの日頃の行いに感謝感謝!

他のモミ属植物にシラビソウラジロモミモミがあり、オオシラビソとよく似ている。オオシラビソはその中で最も多雪環境に適応している。
シラビソとは特に良く似ているけれど、オオシラビソの葉は枝を覆い隠すように伸び、他のモミ属樹木との区別点となる。
ウラジロモミは枝に毛が生えない。モミはあまり多雪環境には生えない。

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