ケハダルリミノキ (別名ケシンテンルリミノキ) Lasianthus curtissi

ケハダルリミノキ 葉
ケハダルリミノキ 葉裏  茎と主脈上に毛が密生
 西表島 6月
ケハダルリミノキ 未熟な果実

葉が小型(10cm以下)で葉裏に毛が多い点はマルバルリミノキに似ているけれど、ケハダルリミノキには明瞭な葉柄がある。
ガクは白くて大きく、花後にもよく目立つ。
とある滝の上流部は、ほとんど一枚岩の危険な川だったので、沢に入らず側の尾根沿いを川沿いに歩いていた。
やがて、流れが二手に分かれるところがあって、左側は倒木や崩れた岩石などで道がふさがれていた。
2つの流れの間にゆるやかな尾根があって、そこの乾燥した斜面にケハダルリミノキが何本か自生していた。
他にも、リュウキュウモクセイタイワンオガタマオルドガキヒョウタンカズラリュウキュウツルマサキアカミズキ等の木本や、
ツルラン、コンジキヤガラ、シンエダウチホングウシダ、リュウキュウキジノオといった草本類が付近に生育していた。

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