イノデ Polystichum polyblepharum
伊豆半島 妻良 4月 |
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暖地の林床を中心に生育する、日本を代表するシダのひとつ。鱗片が多くもじゃもじゃした葉柄を猪の手に見たて、「イノデ」という名がついたらしい。
イノデには似ているシダがたくさんあり、しかも雑種をつくりやすいので、分類が難しい。
そもそも、雑種をホイホイ作るイノデ類を見ていると、それらはもはや別種ではないんじゃないか?と思いたくなる。
こんな感じでいろいろと考えさせられるけど、これこそがイノデ観察、シダ観察の醍醐味でもある。いや〜シダは面白い。