カスマグサ Vicia tetrasperma
静岡県南伊豆町 4月 |
花のつき方やマメの数、小葉の枚数などが、カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間的な性質を持っているため、
両種の最初の一文字ずつとって、カスマグサという和名になっている。細長くのびた花柄の先に、2個のきれいな花がついている様子が特徴的です。
また、カスマグサの豆の数は通常4個なので、通常2個のスズメノエンドウや通常5〜10個のカラスノエンドウと簡単に見分けられます。
生態的な性質も似ているようで、この写真を撮影した場所では、カラスノエンドウとスズメノエンドウ両種とも混生していた。
これら3種のニッチはかぶっているようにも感じられるけど、実際どうすみ分けているんでしょうかね。