ニセヨゴレイタチシダ Dryopteris hadanoi
沖縄県 4月 |
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変わったイタチシダだな・・・と思ってひょいっと裏返すと、ソーラスに包膜がない。あれ・・・、ヌカイタチシダでもないし、ホオノカワシダでもないしな〜。
家に帰って図鑑で調べると、さんざん悩んだけれど、どうやら初めてみるニセヨゴレイタチシダのようだ。
包膜が早落性で、成熟した葉ではまるで包膜がないように見えるのが特徴です。
私の持っている図鑑では、沖縄には分布していないことになっているのが気がかりなのと(この写真の撮影地は沖縄)、
私の撮影した個体は中軸付近に小羽片がついてなくて、すかすかした感じだったり、若干葉の形が図鑑に掲載されている標準形と違う気がします。
自分の知らないシダの名前を調べるときの喜び、これだからシダは面白い、やめられないですな〜。