イヌガンソク Onoclea orientalis
標高1000mをこす落葉樹林帯から、暖温帯低地の車道沿いまで幅広く生育するシダ。明るいグリーンの大きな葉はよく目立つ。 オシダ(オシダ科)にちょっと似ているけれど、イヌガンソクは栄養葉と胞子葉が異形なので、写真のような栄養葉にソーラスはつかない。 クサソテツはイヌガンソクより小型で、下部の羽片はだんだん短くなる。 ヤマドリゼンマイは葉の質が柔らかくて、胞子葉の様子がイヌガンソクと全然違う。
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