オガサワラグワ Morus boninensis
小笠原 母島 石門山 3月 |
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小笠原 母島 桑ノ木山(植栽) 3月 |
小笠原で現在最も危機的状況にある植物のひとつがオガサワラグワだ。
材が緻密なため明治時代以降に乱伐され、さらに追打ちをかけるように、移入種のシマグワとの交雑が進んでいるらしい。
小笠原の山を歩いていると、オガサワラグワの切り株によく出会う。しかし、純粋なオガサワラグワの成木に出会うことは極めて稀。
上の写真の葉も、シマグワとの雑種である可能性があります。
ガイドさんのお話によると、オガサワラグワの若木は若枝が白っぽいのが特徴であるそうです。