モミ Abies firma
屋久島 9月 |
雄花 千葉県清澄山 4月 |
モミの種子。中央にある苞鱗は種鱗より長い 東京農工大学(植栽) 3月 |
モミ属のなかでは最も幅広い分布範囲をもつ樹木で、南限の屋久島から北は岩手県や秋田県まで分布している。
コナラやイヌブナ等と共に「中間温帯林」の代表種とされていて、ブナ林ほど涼しくはないけど、常緑樹林でもないという環境に多く生育しているらしい。
若い枝に毛が生えているのがウラジロモミとの相違点。
球果が緑色なのも重要な識別点だけど、球果はふつう木のてっぺんについていて下からではよく見えないことが多い。