ミヤマシキミ Skimmia japonica
東京都高尾山 4月 |
神奈川県足柄 箱根 4月 |
林床に生育する常緑低木で、暖地の山地の林床では一面ミヤマシキミだらけという場所もよくある。
ミカン科の例にもれず、葉をちぎるとミカン科っぽい香りがする。
ジンチョウゲ科のコショウノキと様子が似ているけれど、ミヤマシキミは葉の幅が広く、葉脈はほとんど目立たない。花期や果期も異なっている。
葉脈が窪んで目立つ品種はウチダシミヤマシキミといって、普通のミヤマシキミより稀。
ツルシキミは、ミヤマシキミの茎の下部が地面を這う変種。