シキミ Illicium anisatum
奄美大島湯湾岳 3月 |
屋久島 宮ノ浦岳 8月 |
千葉県鴨川市 7月 |
シキミの名の由来は「悪しき実」であるらしく、実に限らず植物全体が猛毒の成分を含んでいるので食べちゃダメだ。
シキミの葉は全縁で、しっとりと柔らかく、ちぎるときつい香りがするのでわかりやすい。
葉だけを見るとモチノキやモッコクに似ているけれど、いずれも葉に香りはほとんど無い。またシキミの葉の葉柄は赤くはならない。
マツブサやサネカズラ等とともにマツブサ科に属し、被子植物の成立初期に枝分かれした原始的な植物であることが、遺伝解析により明らかになっています。